鈴鹿墨 製造元
進誠堂
Shinseido有限会社 進誠堂
1947年(昭和22年)創業。日本で唯一の鈴鹿墨製造元として、1200年以上の伝統を守り続ける墨工房。かつては50人以上いた鈴鹿の墨職人も現在は伊藤亀堂・晴信の親子二人のみとなり、一子相伝の技で鈴鹿墨の命脈をつないでいる。
原材料は煤(すす)・膠(にかわ)・天然香料のみ。全工程が手作業で、冬季は朝3時半から作業を開始する。完成まで最短でも100日、長いもので3年以上を要する。年間約2万丁の墨を製造し、約100〜150種類の墨色を生み出す。近年は伝統的な松煙墨・油煙墨に加え、白い墨「卯の花」やラメ入り墨「煌の彩」、水性色墨「雪月風花」など革新的な商品を次々と開発し、書道用品としてだけでない鈴鹿墨の新たな可能性を切り拓いている。
Philosophy
哲学
今までにない新しい物を作り続け、鈴鹿墨を守りたい。
これまでのやり方では伝統は守れても、鈴鹿墨は守れない。
道を外さないようにしつつ、
まだ人の歩いていない道を歩く。
Lineage
歴代
伊藤(初代)
1947年(昭和22年)〜戦後に進誠堂を創業。鈴鹿墨の製造元としての基盤を築いた。
伊藤 亀吉
初代から事業を引き継ぎ、鈴鹿墨の伝統製法を守り続けた。息子の忠(三代目・亀堂)を育成。
伊藤 亀堂(本名:伊藤忠)
1984年〜2000年伝統工芸士認定。業界初の8色墨・1分墨を開発。鈴鹿製墨協同組合代表理事。「墨匠・伊藤亀堂」として約300種類の墨を製造。
伊藤 晴信
2010年〜漫画家の夢を諦め帰郷。2023年伝統工芸士認定。白い墨「卯の花」、ラメ入り墨「煌の彩」など革新的な商品で鈴鹿墨の新たな可能性を切り拓く。
Representative
代表のこと
伊藤 亀堂(本名:伊藤忠)
3代目1964年生まれ。高校卒業後、自動車関連のサラリーマンを経て、父の仕事を手伝い始め21歳前に脱サラして弟子入り。13年の修行を経て技を継承。2000年に伝統工芸士認定。同年、業界初の8色墨「雪月風花」を完成させ、2001年には業界初の1分墨を開発。2007年に「墨匠・伊藤亀堂」を名乗る。約300種類の墨を製造し、書家や画家の個別要望に応じたオーダー墨にも対応。日本で唯一の鈴鹿墨製造元を率いる。
“1200年続く鈴鹿墨の歴史を、自分の代で途絶えさせたくなかった。”
Successor
次期代表
伊藤 晴信
四代目・伝統工芸士1987年鈴鹿市生まれ。高校卒業後に上京し漫画家を志すが、2009年に「鈴鹿墨の伝統が途絶える」という新聞記事を目にし、半年の逡巡の末2010年に帰郷。父・亀堂に師事。2013年三重県優秀技能士表彰(青年の部)。2023年に伝統工芸士に認定(30代での認定は極めて若い)。白い墨「卯の花」やラメ入り墨「煌の彩」など革新的な商品を開発。
“これまでのやり方では伝統は守れても、鈴鹿墨は守れない。道を外さないようにしつつ、まだ人の歩いていない道を歩きたい。”
Locations
店舗案内
進誠堂
日本唯一の鈴鹿墨製造元。工房見学可能(要予約)。墨の製造工程を間近で見学できる。
〒510-0254
三重県鈴鹿市寺家5丁目5番15号
TEL: 059-388-4053
FAX: 059-386-4180
営業時間: 8:30〜16:30
Products
商品
2,200円〜(煌の彩2,750円、卯の花3,850円)