鈴鹿墨 製造元

進誠堂

Shinseido有限会社 進誠堂

鈴鹿墨|三重県鈴鹿市|創業65年以上

1947年(昭和22年)創業。日本で唯一の鈴鹿墨製造元として、1200年以上の伝統を守り続ける墨工房。かつては50人以上いた鈴鹿の墨職人も現在は伊藤亀堂・晴信の親子二人のみとなり、一子相伝の技で鈴鹿墨の命脈をつないでいる。

原材料は煤(すす)・膠(にかわ)・天然香料のみ。全工程が手作業で、冬季は朝3時半から作業を開始する。完成まで最短でも100日、長いもので3年以上を要する。年間約2万丁の墨を製造し、約100〜150種類の墨色を生み出す。近年は伝統的な松煙墨・油煙墨に加え、白い墨「卯の花」やラメ入り墨「煌の彩」、水性色墨「雪月風花」など革新的な商品を次々と開発し、書道用品としてだけでない鈴鹿墨の新たな可能性を切り拓いている。

Philosophy

哲学

今までにない新しい物を作り続け、鈴鹿墨を守りたい。

これまでのやり方では伝統は守れても、鈴鹿墨は守れない。

道を外さないようにしつつ、

まだ人の歩いていない道を歩く。

Lineage

歴代

初代

伊藤(初代)

1947年(昭和22年)〜

戦後に進誠堂を創業。鈴鹿墨の製造元としての基盤を築いた。

2代目

伊藤 亀吉

初代から事業を引き継ぎ、鈴鹿墨の伝統製法を守り続けた。息子の忠(三代目・亀堂)を育成。

3代目

伊藤 亀堂(本名:伊藤忠)

1984年〜

2000年伝統工芸士認定。業界初の8色墨・1分墨を開発。鈴鹿製墨協同組合代表理事。「墨匠・伊藤亀堂」として約300種類の墨を製造。

4代目

伊藤 晴信

2010年〜

漫画家の夢を諦め帰郷。2023年伝統工芸士認定。白い墨「卯の花」、ラメ入り墨「煌の彩」など革新的な商品で鈴鹿墨の新たな可能性を切り拓く。

Representative

代表のこと

伊藤 亀堂(本名:伊藤忠)

3代目

1964年生まれ。高校卒業後、自動車関連のサラリーマンを経て、父の仕事を手伝い始め21歳前に脱サラして弟子入り。13年の修行を経て技を継承。2000年に伝統工芸士認定。同年、業界初の8色墨「雪月風花」を完成させ、2001年には業界初の1分墨を開発。2007年に「墨匠・伊藤亀堂」を名乗る。約300種類の墨を製造し、書家や画家の個別要望に応じたオーダー墨にも対応。日本で唯一の鈴鹿墨製造元を率いる。

1200年続く鈴鹿墨の歴史を、自分の代で途絶えさせたくなかった。

——伊藤 晴信(四代目)(漫画家の夢を諦めて家業を継いだ理由について)

Successor

次期代表

伊藤 晴信

四代目・伝統工芸士

1987年鈴鹿市生まれ。高校卒業後に上京し漫画家を志すが、2009年に「鈴鹿墨の伝統が途絶える」という新聞記事を目にし、半年の逡巡の末2010年に帰郷。父・亀堂に師事。2013年三重県優秀技能士表彰(青年の部)。2023年に伝統工芸士に認定(30代での認定は極めて若い)。白い墨「卯の花」やラメ入り墨「煌の彩」など革新的な商品を開発。

これまでのやり方では伝統は守れても、鈴鹿墨は守れない。道を外さないようにしつつ、まだ人の歩いていない道を歩きたい。

——鈴鹿墨の未来について

Locations

店舗案内

本店・工房実演あり

進誠堂

日本唯一の鈴鹿墨製造元。工房見学可能(要予約)。墨の製造工程を間近で見学できる。

510-0254

三重県鈴鹿市寺家5丁目5番15号

TEL: 059-388-4053

FAX: 059-386-4180

営業時間: 8:30〜16:30

Products

商品

2,200円〜(煌の彩2,750円、卯の花3,850円)

和の装い

松煙墨油煙墨(菜種油煙墨)淡墨用墨青墨茶墨

日常のアクセサリー

卯の花(白い墨)煌の彩(ラメ入り墨・5色)雪月風花(水性色墨・8色)1分墨「すずか」(速磨り墨)色墨(11色カラー墨)墨のお香・石鹸