Craftspeople
つくる人たち
伝統を受け継ぎ、今を生きる職人と工房。
その手から生まれるものには、土地の記憶と人の想いが宿っています。
職人一覧
492名の職人
泉田 正義
伝統工芸士
泉田硝子工房
ガラスは光を受けて初めて命を宿す。透明な素材の中に、和泉の風土と歴史を映し出すことが私の使命です。
西川 彩花
若手作家
彩硝子
伝統の技法は先人たちの叡智の結晶。それを現代の暮らしに寄り添う形に昇華させたい。
三木 勝弘
伝統工芸士
三木藍染織工房
阿波藍の深い青としじらの心地よい肌触りは、日本の夏の原風景。この二つを結びつける仕事に誇りを持っています。
近藤 萌
若手作家
しじら織の涼やかな風合いは、現代のファッションにこそ必要とされている素材だと確信しています。
三木 康弘
伝統工芸士
三木製紙工房
吉野川の清流と阿波藍の深い色彩が出会うとき、世界に誇れる和紙が生まれる。
田村 響
若手職人
テクノロジーの力で伝統工芸の可能性を広げ、阿波和紙を次の千年へつなげたい。
増井萌
3代目
帯締めだけが一人歩きしてはダメだ(父の教え)。着物全体の調和の中で組紐が活きる。
平井 理考
5代目
くみひも平井(平井兼蔵商店)
お客様に使っていただかなくては、組紐を守っていけない。時代に合ったものを作り続けていきたい。
廣澤徳三郎
初代(伊賀組紐の祖)
組紐工房 廣澤徳三郎
伊賀の地に組紐産業を根付かせ、地域の産業として発展させる。
松島 俊策
3代目・伝統工芸士
松島組紐店(くみひもstudio荒木)
伝統的な組紐の技術を守りながら、靴紐や腕時計のバンドなど現代の暮らしに寄り添う新しい組紐の可能性を追求する。
藤岡 かほり
藤岡組紐店・職人
藤岡組紐店
着物に興味を持ってもらえるような帯締め作りを心がけるとともに、他工芸とのコラボレーションを通じて新しい組紐の可能性を探っている。
前田 幸一
鶴来窯 窯主
鶴来窯(かくらいがま)
古伊賀の伝統を今も受け継ぎ、火と土と人の技術を伝える。釉薬を使わずとも顕れる自然の妙味を追求する。
谷本 洋
陶芸家
谷本洋陶房
古伊賀の写しではなく、今の時代の必然性を器に宿すこと。作品作りとは、自分作りにある。伊賀の伝統とパリで出会った現代美術の感性を、一つの器の中で対話させ続けている。
長谷 康弘
8代目当主
伊賀焼窯元 長谷園
作り手は真の使い手であれ。食卓は遊びの広場だ。伊賀の粗土を活かし、現代の暮らしに役立つ道具を作る探求心を持ち続ける。
南部 芳松
人間国宝(重要無形文化財保持者)
5〜8枚の型地紙を重ね、細い刃先の小刀を手前から奥へ突くように彫り進める突彫りの技法を極めた。刃のわずかな揺らぎが生む独特のあたたかな風合いが特徴で、絵画的な文様表現に優れる。
那須 恵子
伊勢型紙彫師
型屋2110
型紙が100年先も染め手を支え、型紙で心を伝える。それが伊勢型紙彫師としての目標。
小林 彩花
若手作家
彩織工房
暮らしの中で使われてこそ、絣は輝く。日常に溶け込む美しさを追い求めたい。
新井 政雄
伝統工芸士
新井織物工場
経糸と緯糸が交差する瞬間に模様が生まれる。その一瞬のために、何日もかけて準備する。それが絣の道である。
前田 壮一郎
若手職人
井波彫刻の技術を現代建築や空間デザインに活かし、木彫りの新しい可能性を切り拓きたい。
南部 泰山
伝統工芸士
南部彫刻工房
一本のノミに魂を込め、木の中に眠る龍や鳳凰を解き放つ。二百五十年の井波彫刻の歴史は、職人の技の結晶である。
中田 政弘
伝統工芸士
中田一刀彫工房
イチイの木肌の美しさを最大限に引き出すには、余分なものを一切加えない。刀の一彫りが作品の命を決める。
長瀬 光
若手作家
刀一本で木と向き合う潔さの中に、現代アートにも通じる表現の核がある。
浜田 沙耶
若手作家
紙灯工房
因州和紙の温かな手触りと光を透かす美しさを、現代の暮らしに届けたいと思っています。
谷本 寛一
伝統工芸士
谷本製紙所
因州和紙は千年の歴史を持つ紙の里が育んだ至宝です。墨の乗り、筆の走り、にじみの美しさ。書く人の感性を最大限に引き出す紙を漉くことが職人の使命です。
五十嵐 彩
若手作家
古代から続く自然布の魅力を、今の暮らしの中で感じてもらいたい。伝統と日常をつなぐ布を織りたいと思っています。
佐藤 文江
伝統工芸士
佐藤しな布工房
自然の恵みをそのまま布に変える。シナノキが育つ山と川の力を、一本一本の糸に込めることが私の仕事です。
安達 理沙
若手職人
教える側と作る側、両方の視点を持つことで、本当に使いやすいそろばんを届けたい。
横田 孝一
伝統工芸士
横田算盤工房
そろばんは職人の手で一珠一珠を仕上げてこそ、指先に心地よい確かな感触が生まれる。機械では決して再現できない手仕事の価値を守り続ける。
大塚 民蔵
伝統工芸士
大塚窯
益子焼は民藝の心を宿した器である。日常の中で使い込まれ、味わいを増す器こそ本物の美しさを持つ。
若林 つむぎ
若手作家
益子の土と釉薬が持つ素朴な温かみを、シンプルなデザインで引き立てたい。
五十嵐 翔太
若手作家
五十嵐ナイフワークス
三条の打刃物の実力を、アウトドアという新しいフィールドで証明したい。鍛造の強さは野外でこそ真価を発揮する。
田辺 鉄也
伝統工芸士
田辺鍛冶工場
三条の鍛冶は実用の美。使い手が安心して仕事に打ち込める道具を作ることが、私たちの誇りです。
小川 駿
若手作家
良い手道具は、木と対話する喜びを教えてくれる。その入り口を広げる道具を作りたい。
星野 正太郎
伝統工芸士
星野鍛冶工房
鉋の仕上がりは千分の一ミリの世界。その精度を手仕事で追求することが、与板の職人の矜持です。
山岸 拓海
若手作家
テクノロジーと伝統工芸は対立するものではなく、共存できると信じている。職人の技と現代のニーズをつなぎたい。
河田 文三郎
伝統工芸士
河田漆器製造所
千五百年の歴史を持つ越前漆器は、分業の力で品質を極めてきた。各工程の職人が全力を尽くすことで、初めて本物の漆器が生まれる。
佐々木 窯右衛門
伝統工芸士
窯右衛門窯
越前焼は八百年の歴史を持つ無釉の焼き締め陶器である。土と炎が織りなす自然の景色を素直に受け入れることが、越前焼の美学である。
藤田 拓海
若手作家
拓海陶房
越前焼の土味と日本酒は最高の組み合わせである。器を通じて福井の食文化を発信したい。
加藤 政雄
伝統工芸士
加藤刃物鍛冶
越前打刃物の二枚広げの技法は、700年の知恵の結晶。この唯一無二の技を後世に伝えることが使命です。
山田 航
若手作家
山田刃物製作所
越前打刃物の機能美を、現代のデザイン感覚で再解釈したい。伝統の技が生む切れ味は最大の武器です。
前田 喜三郎
伝統工芸士
前田箪笥工房
越前箪笥は木工、金工、漆工の三つの技が結集して初めて完成する。それぞれの技に敬意を払い、調和のとれた箪笥を作ることが使命だ。
坂井 健斗
若手職人
越前のものづくりの力を結集し、新しい時代の箪笥の形を模索し続けたい。
岩野 平三郎
伝統工芸士
岩野製紙
千五百年の歴史を持つ越前和紙の伝統を守ることは、日本の文化そのものを守ること。一枚の紙に全身全霊を込める。
長谷川 美月
若手作家
紙音工房
越前和紙の持つしなやかな強さを活かし、平面を超えた新しい和紙の世界を創造したい。
宮崎 重雄
伝統工芸士
宮崎菅笠製作所
菅笠は越中の風土が生んだ知恵の結晶。自然の恵みを活かし、風雨から人を守る。その素朴な使命を大切にしています。
高田 萌
若手作家
菅笠は日本の農村文化の象徴。その技術と精神を絶やさないことが、地域に生きる者の責任です。
北村 茜
若手職人
越中和紙の温もりを、現代の生活の中で身近に感じてもらえる作品を作りたい。
西田 源蔵
伝統工芸士
西田和紙漉き場
雪深い五箇山の厳しい自然の中で育まれた和紙づくりの精神を、一枚一枚の紙に込めて漉き続ける。
大橋 清吉
伝統工芸士
大橋鎚起銅器工房
銅は使い込むほどに深い色に変わっていく。その変化こそが鎚起銅器の最大の魅力です。
関根 遥
若手作家
関根銅器工房
燕の鎚起技法は、機械では生み出せない唯一無二の表情を銅に与える。その手仕事の価値を伝えたい。
井口 愛美
若手作家
雪織工房
塩沢紬のもつ控えめな美しさは、現代のシンプルな暮らしにこそ合う。日常に寄り添う布を目指したい。
桑原 正三
伝統工芸士
桑原機業場
塩沢の雪が湿度を与え、糸を柔らかくする。この土地でなければ生まれない布がある——その必然を大切にしたい。
五十嵐 茂雄
伝統工芸士
五十嵐からむし工房
からむしは奥会津の宝。この植物を育て、糸にし、布に織る——その一連の営みそのものが、この村の文化である。
渡部 綾乃
若手作家
過疎の村で受け継がれてきた技を絶やしたくない。からむし織を通じて、この村に人を呼び込みたい。
五十嵐 勝治
伝統工芸士
五十嵐編組工房
奥会津の山が育んだ素材と、先人たちが磨き上げた技法を次の世代へ受け渡すことが自分の役目である。
渡部 沙織
若手作家
蔓草舎
自然素材の温もりと手仕事の確かさを、都会の暮らしにも届けたい。
天野 石舟
伝統工芸士
天野石彫工房
石は硬くて冷たいと思われがちだが、名工の手にかかれば温かな表情を宿す。石に命を吹き込むことが石工の本分である。
鶴田 悠斗
若手作家
岡崎六百年の石工技術を土台に、石の新しい可能性を切り拓きたい。
中川 富子
伝統工芸士
中川加賀繍工房
加賀繍は祈りの芸術。仏前を飾る打敷に始まり、人々の想いを糸に託してきた。その精神を忘れてはなりません。
北村 彩華
若手作家
糸と針で描く加賀の美。伝統の技法に現代の感性を重ねることで、新しい加賀繍の世界を拓きたい。
北村 友禅斎
伝統工芸士
北村友禅工房
加賀友禅は自然をありのままに描く。華美な装飾ではなく、花の朽ちゆく姿にも美を見出す加賀の精神を筆に託す。
橋本 菜月
若手作家
橋本友禅染色工房
加賀友禅の写実の伝統を受け継ぎながら、今の金沢の空気を着物に描きたい。
渡辺 健一
若手職人
桐匠 渡辺
現代の住環境に合わせた新しい桐箪笥を提案することで、伝統の技を未来につなげたい。
高橋 三郎
伝統工芸士
高橋桐箪笥製作所
桐箪笥は嫁入り道具として一生を共にするもの。丹精込めて作った箪笥が、持ち主とともに歳月を重ねて美しくなる。それが職人冥利に尽きる。
渡辺 陽介
若手作家
会津塗の堅牢さと美しさを、現代の暮らしの中で再発見してもらいたい。
鈴木 喜三郎
伝統工芸士
鈴木漆器工房
会津の厳しい冬が漆を鍛え、職人を鍛える。四百年の伝統の重みを背負いながら、一塗り一塗りに魂を込める。
佐藤 清一郎
四代目
清山窯
会津の厳しい冬を越えた土と釉薬が生み出す温もりある器こそ、この地の風土が育んだ宝である。
渡部 陽菜
若手作家
陽窯
会津の食文化と器は切り離せない。料理が映える器を通じて、会津本郷焼の魅力を次の世代に届けたい。
小松崎 花
若手作家
花陶房
笠間焼の『何でもあり』の精神を受け継ぎ、器とアートの垣根を超えた作品を作りたい。
海老沢 宗匠
伝統工芸士
宗匠窯
笠間焼は自由な気風が特徴である。伝統を大切にしながらも、常に新しい表現に挑戦する姿勢を忘れてはならない。
武田 萌
若手職人
山桜の樹皮が持つ自然の美しさを、日常で使える小さな作品に込めたい。
藤村 源太郎
伝統工芸士
藤村樺細工店
山桜の樹皮は一つとして同じ模様がない。その自然の造形美を最大限に活かすことが職人の腕の見せどころだ。
三橋 鎌山
伝統工芸士
三橋鎌倉彫工房
鎌倉彫は禅と武の精神が生んだ工芸である。一刀一刀に覚悟を込め、木と漆に魂を宿す。
安達 葵
若手作家
鎌倉彫工房 葵
鎌倉彫の刀痕の力強さは、他の漆器にはない魅力。現代の空間にも映える鎌倉彫を作りたい。
田村 喜久男
三代目
田村うちわ工房
一本の竹を四十七の工程で仕上げる。その一つひとつに手を抜かないことが、涼を届ける者の務めです。
藤原 美月
若手作家
風月堂
手のひらに収まる小さなキャンバスに、日本の四季と伝統の技を詰め込みたい。
千葉 拓海
若手職人
先人が築いた技術を確実に身につけ、現代の住空間に馴染む岩谷堂箪笥を提案したい。
菊池 正人
伝統工芸士
菊池指物工房
百年使える箪笥を作ることが職人の本懐である。木と鉄と漆が一体となったとき、岩谷堂箪笥は完成する。
小林 勝美
伝統工芸士
小林頭工房
人形の命は顔にあります。一筆一筆に心を込め、見る人が思わず微笑むような表情を追い求めています。
鈴木 彩花
若手作家
岩槻人形の繊細な美しさを現代に活かし、家族の絆を見守る人形を作り続けたいです。
山城 志保
若手作家
芭蕉布は自然素材の究極の姿。植物を育てるところから布になるまで、すべてに関わることで見えてくる美しさがある。
平良 トシ
伝統工芸士
芭蕉布は三年かけて育てた糸芭蕉から生まれる。自然の時間を尊び、急がず丁寧に仕事をすることが最も大切である。
大野 結衣
若手作家
結灯舎
提灯は日本が世界に誇れる照明器具。伝統の骨格に現代のデザインを纏わせたい。
河合 庄次郎
伝統工芸士
河合提灯本舗
岐阜提灯の美しさは、美濃和紙の薄さと絵付けの妙が生み出す光の芸術。和紙を通して柔らかく滲む絵こそが命です。
田中 美咲
若手作家
美咲和傘工房
和傘の骨と紙が作り出す光と影の美しさを、もっと多くの人に知ってほしい。
長谷川 忠義
伝統工芸士
長谷川和傘店
和傘は竹と和紙と漆が織りなす日本の美の結晶である。一本の傘に百を超える工程があり、その一つひとつに心を込めることが大切だ。
山田 竿匠
伝統工芸士
竿匠工房
竿は釣り人の魂の延長。魚の引きを手元に正確に伝え、釣り人と魚の真剣勝負を支える竿でなければならない。
松下 翔太
若手竿師
伝統の技法を忠実に守りながら、現代のヘラブナ釣りのスタイルに合った竿を追求する。
木村 さくら
若手作家
漆器の良さを知らない世代に、まず手に取ってもらうきっかけをつくることが大切。
湯川 正太郎
伝統工芸士
湯川漆器本店
紀州漆器は日用の美を追求してきた庶民の漆器である。手に取りやすい価格で本物の漆の良さを届けることが、黒江の職人の矜持だ。
中村 庄右衛門
伝統工芸士
中村箪笥製作所
紀州の風土が育んだ木材と職人の技が出会い、百年の歳月に耐える箪笥が生まれる。
林 美優
若手職人
紀州箪笥の確かな技術で、現代の暮らしに溶け込む美しい収納を提案したい。
上原 拓也
若手作家
島の自然と対話しながら糸を染め、織ることで、都会では得られない豊かさを布に込めたい。
仲里 清子
伝統工芸士
仲里織物工房
久米島の土、風、水が布に宿る。島の自然そのものを纏う——それが久米島紬の本質である。
松尾 義信
伝統工芸士
松尾絣工房
藍は生きている。糸一本一本に語りかけるように染め、括りの一つ一つに魂を込めることで、布は初めて命を宿す。
田中 美咲
若手作家
藍織舎みさき
伝統の技法は変わらない骨格であり、そこに今の感性を吹き込むことで、久留米絣は次の百年へと歩み続ける。
下地 航平
若手作家
宮古上布は島の誇り。作り手が途絶えれば、島の歴史の一部が失われる。だからこそ、この技術を次の世代へつなぐ。
砂川 ヨシ
伝統工芸士
砂川織物工房
宮古上布の薄さと軽さは、宮古島の暑い風土が求めたもの。自然が必要としたものを、人の手で形にする——それが工芸の原点である。
佐藤 栄一
四代目
佐藤こけし工房
こけしは東北の厳しい自然と温泉文化が生んだ祈りの形です。一本の木から削り出す素朴な美しさを何よりも大切にしています。
高橋 結衣
若手工人
東北の風土が育んだこけしの温もりを、現代の人々にも感じてもらえる作品づくりを目指しています。
岡田 遥
若手職人
宮島の自然と対話しながら、暮らしに寄り添う木の道具を作り続けたい。
森本 清次郎
四代目
森本木彫工房
宮島の木々が持つ生命力を彫刻刀で解き放ち、使う人の手に届ける。木は切られた後も生き続けるのだ。
角 由紀子
若手作家
糸絵工房 ゆき
絵絣は物語を織り込む布。見る人が思わず微笑むような、温かい模様を織りたい。
足立 清志
伝統工芸士
足立絣工房
弓浜絣の絵模様には、庶民の祈りと喜びが込められている。その素朴な美しさを、一反一反に心を込めて再現する。
加藤 源蔵
伝統工芸士
加藤機業場
玉繭の太く力強い糸が、牛首紬の丈夫さと艶を生む。白山の厳しい自然が育んだ、たくましい布である。
西田 葵
若手作家
白峰織房 葵
丈夫で美しい牛首紬は、日常の道具としても優れている。「使い倒せる工芸品」を目指したい。
中村 源蔵
伝統工芸士
中村扇舗
京うちわは実用を超えた美の結晶。挿し柄の繊細さに、京の雅を凝縮させることが私の仕事です。
小林 紗弥
若手作家
伝統と革新は対立するものではない。古の技法を深く理解してこそ、新しい表現が生まれる。
佐々木 ひなた
若手作家
結ひなた
糸と糸が交わることで生まれる新しい色と形。その可能性は無限大で、組紐は終わりのない創造の旅です。
西村 千代蔵
伝統工芸士
西村組紐店
何十本もの糸が交差し、一本の紐になる。その秩序と調和の中に、日本の美の本質があると信じています。
大西 翔
若手職人
大西染色研究所
黒染めの技術をサステナブルファッションに活かし、伝統技法の新しい価値を創出したい。
荒木 重蔵
伝統工芸士
荒木黒染店
黒は最も難しい色。何十回と染め重ねて到達する深い黒にこそ、日本の美の極致がある。
小川 結衣
若手作家
結木工房
千年の都が育んだ美意識を、日常使いの品に宿らせる。それが京指物の新しい形だと考えている。
永井 昭三
伝統工芸士
永井指物店
京指物は目に見えない部分にこそ技がある。組手の精度が作品の品格を決め、百年の耐久性を生む。
村田 凛
若手作家
凛 shibori
指先で一粒ずつ括る手仕事の温もりと美しさを、日常に寄り添う形で伝えたい。
高倉 幸太郎
伝統工芸士
高倉絞染工房
一粒一粒の絞りに魂を込める。括った糸を解いて白く浮かび上がる模様こそが、鹿の子絞の生命だ。
藤田 紗英
若手作家
漆工房 さえ
日常の中にこそ漆器の美しさが活きる。手に取ったときの温かみを大切にしたものづくりを心がけています。
西村 宗雲
伝統工芸士
宗雲漆工房
京漆器は千年の都が磨き上げた美意識の結晶である。茶の湯の精神と一体となった漆の仕事に、終わりはない。
丸山 瑠衣
若手作家
繍工房 瑠衣
千年の都が育んだ刺繍の技を、新しい世紀の表現に昇華させたい。針と糸は最も自由な画材です。
河村 芳子
伝統工芸士
河村繍房
一針一針に心を込める。京繍は絹糸で描く絵画であり、布の上に花を咲かせる芸術です。
中西 あかり
若手職人
京小紋の洗練された柄と色の世界を、若い感性で再解釈し、新たな魅力を引き出したい。
堀川 清治
伝統工芸士
堀川染工場
小紋の美は繰り返しの中にある。一つひとつの型を寸分の狂いなく置くことで、布全体に律動が生まれる。
伊藤 千夏
若手作家
伊藤陶房
京焼の懐の深さがあれば、世界中のどんなテーブルにも合う器が作れる。その可能性を追求し続けたい。
清水 六兵衛
伝統工芸士
清水窯
京焼は京都千年の文化が育んだ総合芸術。茶の湯、華道、懐石料理、すべてとつながる器を作ることが京の陶工の使命です。
藤田 美咲
若手作家
古典の美しさを現代に翻訳し、若い世代にも京人形の魅力を伝えたいと思っています。
西村 清雅
伝統工芸士
西村人形工房
京人形は千年の都が育んだ美意識の結晶です。一体一体に魂を込め、見る人の心に安らぎを届けることが私の使命だと考えています。
吉田 石峰
伝統工芸士
吉田石材工芸
石は何万年もの時を経て生まれた素材である。その時間の重みを感じながら、石に新たな命を吹き込むのが石工の仕事だ。
奥村 蓮
若手作家
石という素材が持つ静謐な美しさを、現代の空間にも届けたい。
堀川 義信
四代目
堀川扇子店
扇子は開いた瞬間に物語が始まる。その一瞬のために、何十もの工程を積み重ねるのです。
渡辺 凛
若手作家
凛風舎
日本人が忘れかけている扇子のある暮らしを、もう一度現代に取り戻したい。
山本 清治
伝統工芸士
山本表具店
表具は作品を引き立てる額縁ではなく、作品と一体となって空間を創る芸術。裂地の選び方一つで、書画の表情は劇的に変わります。
長谷川 朋美
若手作家
千年の技を受け継ぎ、次の千年に届く仕事をしたい。そのために日々の鍛錬を怠らない。
堀川 宗一郎
伝統工芸士
堀川仏具店
京仏具は千二百年の仏教文化と京の職人技が融合した最高峰の宗教工芸です。仏の荘厳を形にすることが我々の使命です。
西川 遥
若手作家
京都の仏具づくりは、素材・技法・意匠のすべてに意味があります。その深さを学び、伝えていくことが私の役目です。
大西 善之助
伝統工芸士
大西仏壇本舗
京仏壇は日本の宗教工芸の最高到達点です。各工程の名人が技を競い合い、一つの仏壇として調和する、その総合芸術としての美を追求し続けています。
谷口 侑里
若手職人
蒔絵の金粉が光を受けて輝く瞬間に、仏の慈悲を表現できると信じています。
上田 紗良
若手作家
紗良友禅工房
京友禅の繊細な色彩と絵画性を、現代のファッションとして楽しめる形にしたい。
西陣 雅彦
伝統工芸士
雅彦染色工房
京友禅は絹の上に四季の移ろいを描く芸術である。自然の美を筆先に込め、着る人の人生を彩る着物を作る。
須藤 幸三郎
伝統工芸士
須藤織物
桐生は千三百年の織物の歴史を持つ町。その長い伝統の一端を担える誇りを胸に、一反一反を織り上げる。
飯塚 理沙
若手作家
織工房 RISA
桐生織の七つの技法は、それぞれが一つの世界。すべてを学び、自由に組み合わせることで、新しい表現が生まれる。
中村 喜久子
伝統工芸士
中村麻布工房
琵琶湖の清らかな水が育む麻の布は、暑い夏にこそ真価を発揮する。自然素材の心地よさを伝え続けたい。
藤田 翔平
若手作家
麻という素材が持つ本来の力を、現代の感性で最大限に引き出したい。
北村 千尋
若手作家
蒔絵は絵画とも彫刻とも違う、漆ならではの表現世界。その可能性をもっと広げていきたい。
大樋 宗玄
伝統工芸士
宗玄蒔絵工房
加賀の美意識は華やかさの中に品格がある。金沢漆器の蒔絵はその美意識の極致であり、一筆一筆に魂を注いでいる。
宮本 梨花
若手作家
箔彩工房 梨花
金箔の持つ荘厳な美しさを、日常の中で気軽に楽しめる形に変えていきたい。
高田 善次郎
伝統工芸士
高田箔工房
金箔は目に見えないほどの薄さの中に、職人の技と魂のすべてが凝縮される。一打一打に心を込め、光を打つ。
北村 詩織
若手職人
金沢が誇る漆芸文化を仏壇に込め、祈りの場に美と安らぎを届けたいです。
宮田 嘉平
伝統工芸士
宮田蒔絵工房
金沢仏壇の蒔絵は加賀の美意識の結晶です。金箔の街・金沢ならではの贅沢な輝きを、仏壇の中に表現することを誇りとしています。
北村 彩音
若手作家
彩音窯
九谷焼の豊かな色彩表現は、現代のライフスタイルにこそ映える。伝統の色を今の感性で蘇らせたい。
徳田 正彦
伝統工芸士
徳田窯
九谷焼の五彩は、日本の色彩美の極致。その鮮やかさと深みを、一筆一筆に込めて描き続けます。
平田 奈々
若手作家
KUMANOFUDE studio
熊野筆の繊細な技術は世界の美容業界を変える力がある。伝統と革新の架け橋になりたい。
村上 義春
伝統工芸士
村上筆本舗
筆は毛の選別で八割が決まる。素材を見極める目と、毛を活かす手わざの両方を極めてこそ、一流の筆が生まれる。
塚田 麻衣
若手作家
二千年の歴史を持つ結城紬の技法は、変えてはいけないもの。その上で、今の時代に響く色や柄を探りたい。
野村 重蔵
伝統工芸士
野村紬工房
結城紬は「着れば着るほど体に馴染む」布。真綿から紡いだ糸の温もりが、着る人を優しく包み込む——それが結城紬の真価である。
平田 莉子
若手職人
仏壇の修復を通じて、家族の記憶と伝統の技を未来に繋ぐことが私の使命です。
田辺 清一
伝統工芸士
田辺金箔工房
広島仏壇の金箔は、仏の光明を表現するものです。一枚一枚の金箔に祈りを込め、最も美しい輝きを追求しています。
三浦 沙織
若手作家
紋摺工房
からかみの文様は日本人の美意識の集大成。その遺産を現代の空間に活かすことが私の役割です。
須藤 紋次郎
伝統工芸士
須藤からかみ工房
からかみは光の角度で表情を変える生きた壁紙。文様の陰影が日本建築の空間に奥行きと品格をもたらします。
野口 七海
若手作家
べっ甲の温もりと透明感は、身に着ける人の肌に自然と馴染む。その唯一無二の魅力を伝えたい。
金子 利治
伝統工芸士
金子べっ甲店
べっ甲は海が育んだ天然の宝石。その飴色の美しさを最大限に引き出し、持ち主に寄り添う一品を作り続けます。
山田 照子
伝統工芸士
山田押絵工房
押絵は布と綿で描く絵画です。平面に奥行きを与え、見る角度によって表情が変わる立体美を追求しています。
渡辺 真央
若手作家
江戸の粋を現代に伝える押絵を、一針一針心を込めて作りたいと思っています。
山本 奈津子
若手職人
山本木工舎
釘を使わない指物の構造美は、日本のものづくりの真髄。その美しさを現代空間に調和させたい。
戸田 宗一郎
伝統工芸士
戸田指物店
木と木を組み合わせる指物は、素材への理解と寸分の狂いも許さない精度が命。見えない部分にこそ職人の魂が宿る。
森 咲良
若手作家
咲良硝子
完璧な均一さではなく、手仕事の揺らぎにこそ美しさがある。その不完全さが人の心を和ませるのです。
田中 慶太郎
伝統工芸士
田中硝子工房
江戸硝子は庶民の暮らしに寄り添うガラス。華美ではなく、使い心地の良さと温もりを大切にしています。
堀口 義一
伝統工芸士
堀口硝子
切子は光を操る芸術。ガラスに刻む一本一本のカットが、光の道筋を決め、輝きの表情を生み出します。
安藤 琉花
若手作家
琉花切子工房
切子のカットから生まれる光のプリズムは、日常のテーブルを特別な空間に変える力がある。
中村 蓮
若手職人
日本の伝統行事を次世代に繋ぐため、本物の技術で作る節句人形の価値を伝えていきたいです。
吉田 忠義
伝統工芸士
吉田甲冑工房
節句人形は武士の魂を宿す工芸品です。子どもの健やかな成長を願う親御さんの思いに、職人の誇りをもって応えたい。
内田 宗一郎
伝統工芸士
内田表具店
表具師は黒子に徹するべし。書画の力を最大限に引き出し、鑑賞者の目を本紙に導くことが最上の仕事です。
村田 葵
若手作家
表具は作品を守り、次の世代へ届けるための技術。目立たないけれど、なくてはならない存在でありたい。
吉川 信之
伝統工芸士
吉川版画工房
一刀一刀に迷いがあってはならない。版木に向かう時は、絵師の想いを受け止め、彫師としての覚悟を決めて刃を入れます。
平野 光
若手作家
光摺堂
バレンで和紙に色を移す瞬間、版画は機械印刷には不可能な「手の温度」を宿す。
岡田 萌
若手作家
萌工房
二百七十年の歴史を持つ木目込の技を活かし、日常に寄り添う人形を作ることが目標です。
松本 秀雄
伝統工芸士
松本人形工房
木目込人形の美しさは、溝に布を込める瞬間の緊張感にあります。一分の狂いも許さぬ精度と、柔らかな布の調和が命です。
中根 竿翁
伝統工芸士
竿翁工房
釣竿は魚と人をつなぐ道具。竹の弾力と粘りを最大限に引き出し、釣り人の手の延長となる竿を作る。
石川 隼人
若手竿師
石川竿店
江戸の粋を一本の竿に込め、釣りという文化ごと次の世代に伝えたい。
上原 庄吉
伝統工芸士
上原印伝工房
鹿革の柔らかさと漆の強さ、相反する二つの素材が一つになる時、印伝ならではの美しさが生まれます。
深沢 理沙
若手作家
FUKAZAWA印伝
四百年の歴史ある印伝を、今の暮らしの中で「使いたい」と思えるものに。伝統と実用の両立が目標です。
望月 章
伝統工芸士
望月印房
印章は人の証。一生を託される一顆だからこそ、字画の一つひとつに気品と力強さを宿らせます。
穴山 美咲
若手作家
穴山印章店
デジタル時代だからこそ、手彫りの印章が持つ唯一無二の価値は輝きを増す。
望月 真帆
若手作家
Atelier Mochizuki
甲州の貴石細工の技術は世界に誇れるもの。伝統の技をジュエリーという形で世界に届けたい。
深澤 幸三
三代目
深澤貴石工房
水晶は大地が何万年もかけて育てた宝物。その美しさを引き出すために、一刀一刀に全神経を集中させます。
新井 詩織
若手作家
足袋工房 詩
行田の足袋は日本一の品質。その誇りを胸に、足袋の新しい可能性を切り拓きたい。
栗原 正太郎
伝統工芸士
栗原足袋店
足袋は日本人の足元を支える衣。履いた瞬間に足に馴染み、一日中快適であること。それが足袋職人の譲れない信念です。
多田 菜々子
若手作家
漆工房 菜の花
香川漆器の色彩豊かな表現力を活かし、見て楽しく使って嬉しい漆器を目指しています。
松本 象堂
伝統工芸士
象堂漆芸
香川漆器の三技法は、それぞれが独自の美の世界を持つ。一人の職人が三つの美を追求できることが、香川の漆器文化の豊かさだ。
砺波 勇次
伝統工芸士
砺波漆器工房
高岡漆器の青貝塗は、光の角度で表情が変わる生きた工芸である。貝の持つ自然の輝きを最大限に引き出すことが職人の務めだ。
能登 佳純
若手作家
高岡漆器の螺鈿が持つ宝石のような美しさを、もっと多くの場面で楽しめる形にしたい。
中田 宗一郎
伝統工芸士
中田鋳造所
高岡銅器の400年の歴史は、鋳物師たちの挑戦の歴史。その精神を受け継ぎ、銅に新たな命を吹き込み続けます。
林 美咲
若手作家
林銅器工房
高岡銅器の精密な鋳造技術は、現代アートの表現にも無限の可能性を与えてくれる。
久保 左衛門
伝統工芸士
久保茶筌堂
茶筌は茶の湯の心を点てる道具。一碗の茶に込める亭主の想いを、穂先の一本一本で支える。
谷口 花音
若手茶筌師
茶筌を通じて、抹茶のある暮らしの豊かさを世界中に届けたい。
三浦 堅治
伝統工芸士
相川陶房
佐渡金山が残してくれた赤い土は、島の歴史そのものである。その土に敬意を払い、磨き上げることで初めて無名異焼の真の美しさが現れる。
本間 遥
若手作家
佐渡の自然と歴史が凝縮された無名異土の可能性を、現代の感性で引き出していきたい。
森本 光男
伝統工芸士
森本刃物製作所
包丁は料理人の魂。その魂に応える切れ味を実現するために、鍛えと研ぎの両方を極めなければならない。
高橋 蓮
若手作家
高橋打刃物工房
料理人だった自分だからこそ分かる、理想の切れ味がある。それを形にするのが今の私の仕事です。
東郷 あかり
若手作家
東郷陶房
薩摩焼の白と黒、二つの表情を現代の暮らしに届けたい。
沈 壽官
伝統工芸士
壽官陶苑
薩摩焼の白もんが持つ繊細な美は、日本の工芸の粋である。一つの器に惜しみなく技を注ぎ込むことが、薩摩焼の誇りである。
神谷 大輝
若手職人
三河仏壇の精緻な彫刻技術は、日本のものづくりの粋です。この技を絶やさぬよう、日々精進しています。
鶴田 正雄
伝統工芸士
鶴田宮殿工房
三河仏壇の宮殿は寺院建築を縮小した精密工芸です。一寸の木材に宇宙を彫り込む気概で、毎日仕事に臨んでいます。
梶川 武雄
伝統工芸士
梶川鬼瓦工房
鬼瓦は建物を守る守護神。その威厳と力強さを、一つひとつの作品に魂を込めて表現します。
水野 隼人
若手作家
水野鬼瓦製作所
鬼瓦のダイナミックな造形は、現代の空間にも力強いアクセントを与えてくれる。
五十嵐 健太
若手職人
ものづくりの街・三条の誇りを胸に、伝統の技を未来へ繋ぐ架け橋になりたいです。
長谷川 久雄
伝統工芸士
長谷川仏壇製作所
三条仏壇は分業制の中で各工程の職人が最高の技を競い合うことで完成します。全体を見通す目を持ちながら、一つひとつの工程に全力を尽くすことが大切です。
今村 清治
伝統工芸士
今村窯
三川内の白磁は「白の極致」。その透き通るような白さを追求することが、私の生涯の課題です。
原田 菜々子
若手作家
三川内焼の白は、どんな料理も美しく引き立てる最高の器の色。その白を日常の食卓に届けたい。
新垣 瑞希
若手作家
三線の音色を次の世代へつなぐために、敷居を下げつつも品質は決して妥協しない。
比嘉 清正
伝統工芸士
比嘉三線店
三線は沖縄の心そのもの。棹の一本一本に島の風と唄を宿らせることが、職人としての誇りです。
鈴木 大地
若手作家
山形鋳物の精密な鋳造技術を活かせば、鉄の可能性はもっと広がる。新しい用途を開拓したい。
長谷川 清一
伝統工芸士
長谷川鋳金工房
山形鋳物の薄さと軽さは、鋳物師の技の証。砂型に魂を込め、鉄に命を吹き込む仕事です。
後藤 大地
若手職人
先人が刻んだ伝統の重みを感じながら、現代に生きる仏壇彫刻を追求していきたいです。
斎藤 栄吉
伝統工芸士
斎藤彫刻工房
山形仏壇の彫刻は、雪深い山形の風土が育んだ力強さと忍耐の結晶です。一刀一刀に山形の職人魂を込めています。
中島 幸夫
伝統工芸士
中島灯籠工房
和紙と糊だけで建築物を再現する。その制約の中にこそ、山鹿灯籠の無限の可能性があるのです。
坂本 遥
若手作家
和紙という儚い素材で永遠の美を追求する。その矛盾こそが山鹿灯籠の魅力だと思います。
中村 庄治
伝統工芸士
中村木工所
山中は木地の山中と呼ばれる。木地挽きこそが山中漆器の命であり、ろくろの前に座るたびに新たな発見がある。
橋本 瑞希
若手作家
ろくろから生まれる曲線の美しさに魅了されています。伝統技法の中にこそ、新しい表現の可能性がある。
清水 醉月
三代目(本名:清水洋)
醉月陶苑
伝統を模倣しているだけでは、新しい時代に対応できず、いずれ衰退していってしまう。「萬古不易」の精神を基盤に、サンドブラスト技法など独自の革新を追求し続ける。
舘 正規
伝統工芸士・四日市市指定無形文化財
正規窯 舘陶苑
やきものは使うもの。使いやすさを大切にし、形や持ちやすさにこだわり、使って心地のよい、何度も使いたくなる急須を造る。
北川 源蔵
伝統工芸士
北川仏壇店
仏壇は家庭における祈りの場です。能登の厳しい自然に耐える堅牢さと、仏の慈悲を表す荘厳さを両立させることが七尾仏壇の真髄です。
宮下 拓也
若手職人
祈りの形は時代とともに変わっても、仏壇に込める職人の心は変わらないと信じています。
小林 庄次郎
伝統工芸士
小林めのう工房
めのうは自然が描いた模様の宝庫。焼き入れの加減一つで全く異なる表情を見せる石と真摯に向き合い続けます。
田中 裕也
若手作家
若狭めのうが持つ温かみのある色合いと光の透過を、現代のインテリアの中で活かしたい。
古田 結衣
若手作家
漆工房 海月
若狭塗の研ぎ出す楽しさを、もっと自由な形で表現していきたい。
小浜 清左衛門
伝統工芸士
小浜漆箸工房
若狭の海の美しさを箸の中に閉じ込める。小さな箸一膳に、職人の技の全てが凝縮されている。
上原 彩花
若手作家
琉球の歴史と文化を織り込んだ首里織を、新しい感性で現代に蘇らせたい。
宮城 節子
伝統工芸士
宮城首里織工房
首里織は琉球王朝の美意識の結晶。その格調高い美しさを、一越一越丁寧に織り上げることで守り伝えたい。
千葉 秀山
伝統工芸士
秀山漆器工房
奥州藤原氏の栄華が生んだ秀衡塗の格調高い美を、一点一点丁寧に再現し後世に伝えることが使命である。
菊池 翔平
若手作家
平泉の世界遺産とともに、秀衡塗の美を世界に届けたい。伝統の技は、使い手の想像力をかき立てる力を持っている。
工藤 源蔵
伝統工芸士
工藤桶樽製作所
桶は水を漏らさぬことが第一。秋田杉の素直な木目を活かし、板と板の合わせ目に一分の隙もない仕事を心がける。
鈴木 陽太
若手職人
秋田杉という素晴らしい地域資源を、桶樽の形で次の百年に届けたい。
星野 奈々
若手作家
星野テキスタイル工房
夏を快適に過ごす知恵が詰まった明石ちぢみを、着物だけに留めておくのはもったいない。もっと多くの人に届けたい。
高橋 清治
伝統工芸士
高橋織物
シボの一つ一つが肌に触れる面積を減らし、涼やかさを生む。見た目の美しさと機能の美を両立させるのが、明石ちぢみの真髄である。
南雲 勝美
伝統工芸士
南雲機業場
雪深い十日町で、雪に閉ざされる冬の時間こそが、絣を育てた。この土地の風土と共に織り続ける。
関口 翔太
若手作家
伝統と技術革新は矛盾しない。先人の知恵をデータで読み解き、次の世代に伝えやすい形にすることも大切な仕事だ。
勝部 岩雄
伝統工芸士
勝部石材工房
来待石は出雲の大地が生んだ唯一無二の石である。その優しい風合いを活かし、日本庭園に安らぎをもたらす灯籠を作ることが使命だ。
錦織 大輔
若手作家
来待石工房 縁
出雲の大地の恵みである来待石を、庭園文化の枠を超えて多くの人に届けたい。
山田 白峰
伝統工芸士
白峰窯
白磁の白は無限の色を秘めている。余計な装飾を削ぎ落とし、白の深みを極めることこそ出石焼の道である。
田中 奏太
若手作家
田中陶房
出石の白磁が持つ凛とした美しさを、日常の器として身近に届けたい。
関根 義明
三代目
関根桐箪笥製作所
桐は呼吸する木である。その呼吸を止めずに箪笥に仕立てることで、大切な衣類を湿気や虫から守ることができる。
高橋 瑞希
若手職人
桐の優しい手触りと機能美を、若い世代にも身近に感じてもらえる作品を目指している。
村松 瑞希
若手職人
小さな雛道具の中に広がる精緻な世界を、次の世代にも届けたいと思っています。
石川 喜一郎
伝統工芸士
石川雛具製作所
手のひらに乗る小さな道具にこそ、職人の全ての技が凝縮されます。小さいからこそ一切の妥協は許されません。
望月 正一
伝統工芸士
望月人形工房
駿河雛人形は静岡の温暖な気候が育んだ、おおらかで華やかな美の伝統です。十二単の重なりに日本の色彩美を込めています。
杉山 あかり
若手作家
雛人形を通じて日本の季節の美しさと家族の愛情を、これからも伝え続けていきたいです。
望月 伝兵衛
伝統工芸士
望月竹千筋工房
竹の丸ひごが描く優美な曲線は、駿河の風のようにやわらかくあるべきだ。一本の竹から無限の形が生まれる。
杉山 桃子
若手作家
SUGIYAMA BAMBOO DESIGN
竹のひごが作り出す光と影の繊細さを、現代の空間演出に活かしたい。
山岸 辰夫
伝統工芸士
山岸竹細工店
竹細工は暮らしの道具。毎日使って壊れない丈夫さと、使うほどに味わいが増す美しさの両立を追求する。
藤井 千尋
若手職人
勝山の竹林が育んだ竹細工の温もりを、現代の暮らしの中で再発見してもらいたい。
太田 熊吉
伝統工芸士
太田窯
小石原焼は使われてこそ美しい。毎日の暮らしの中で輝く器こそ、民藝の理想である。
梶原 ひなた
若手作家
飛び鉋の模様には手仕事の温もりがある。その温もりを現代のテーブルコーディネートに活かしたい。
丸山 庄一
伝統工芸士
丸山麻織物工房
越後の雪の上に布を広げ、太陽と雪の力で白くする。自然の力を借りた仕上げこそ、小千谷縮の精髄である。
小林 瑞穂
若手作家
麻の葉工房
天然の涼感を持つ小千谷縮は、エアコンに頼る時代だからこそ価値がある。自然素材の力を見直したい。
樋口 善次郎
伝統工芸士
樋口紬工房
真綿の柔らかさと温もりは、機械では決して再現できない。手紬糸の不揃いこそが、小千谷紬の命である。
田辺 萌
若手作家
紬処 萌
毎日着たくなる紬を目指す。特別な日ではなく、日常を豊かにする布こそ、紬の本来の姿だと思う。
井上 源蔵
伝統工芸士
源蔵窯
小代焼の釉薬は流れるように器を包む。その自然な流れに逆らわず、土と釉の出会いを大切にする焼き物でありたい。
福田 樹
若手作家
福田陶房
小代焼の力強い釉薬表現を、現代の空間に溶け込む新しい形で提案したい。
大川 武雄
伝統工芸士
大川木地工房
小田原の豊かな森が育てた木と向き合い、木が持つ本来の美しさを引き出すのが木地師の仕事である。
石井 健太
若手作家
木漆工房 石井
木と漆という自然素材だけで生まれる器の美しさを、次の世代にも届けたい。
島田 利雄
伝統工芸士
島田挽物工房
木は二度生きる。山で育った命を、挽物として再び生かすのが職人の仕事。木の声を聴き、木が望む形に挽くことを心がけている。
河合 大輔
若手職人
毎日使いたくなる器を作ることが、伝統工芸を未来に残す一番の近道だと思う。
丸山 健一
伝統工芸士
丸山木工所
用の美を体現する家具を作ること。日々使い込むほどに味わいを増し、人の暮らしに溶け込む家具こそが本物だ。
宮下 大地
若手作家
MIYASHITA WOODWORKS
良い家具は世代を超えて使い続けられる。そのために素材選びと構造に一切の妥協はしない。
渡邊 泰山
伝統工芸士
泰山窯
上野焼の薄さと軽さは、茶の湯のために生まれた器の理想形。手に取った瞬間の驚きを大切にしています。
高田 瑞希
若手作家
上野焼の優しい色合いは、毎日の食卓を穏やかに彩ってくれる。日常の中の贅沢を届けたい。
村田 朱泥
伝統工芸士
朱泥庵
常滑の朱泥は、お茶を美味しくするために生まれた土である。急須の機能美を極めることが、私の生涯の仕事である。
榊原 瑠奈
若手作家
榊原陶房
常滑焼の機能美を、現代のお茶文化やコーヒー文化に拡張していきたい。
松田 遥
若手作家
国産漆の文化を守ることは、日本のものづくりの根幹を守ることだと信じています。
畠山 文蔵
伝統工芸士
畠山漆工房
この土地で採れた漆で、この土地の人が使う器を作る。それが浄法寺塗の原点であり、最も大切にしていることだ。
奥田 宗伯
伝統工芸士
宗伯窯
信楽の土は温かく、大らかである。その土の声に従い、作為を捨てて窯に委ねることが私の仕事である。
杉本 蓮
若手作家
杉本造形工房
信楽の土が持つプリミティブな力強さを、現代美術の文脈で表現したい。
宮下 鉄雄
伝統工芸士
宮下鍛冶工房
信州の厳しい冬の寒さが、鋼を鍛える最高の環境を与えてくれる。自然と向き合う道具だからこそ、自然の中で鍛える。
竹内 龍之介
若手作家
竹内刃物製作所
手打ちの刃物には機械では出せない粘りと切れ味がある。その違いを一人でも多くの人に体感してほしい。
宮坂 孝一
伝統工芸士
宮坂織物工房
信州の四季が糸を染め、山の空気が布を育てる。自然の色をそのまま纏える幸せを、一反一反に込めている。
横山 結衣
若手作家
山の糸工房
信州の山々が教えてくれる色を、現代の暮らしに届けたい。伝統の技法は、新しい形でも輝ける。
小柳 涼介
若手職人
建築と仏壇づくりに共通する構造美を追求し、新潟の伝統を現代に活かしたいです。
関根 政男
伝統工芸士
関根木地工房
仏壇の木地は建物の骨組みと同じです。見えない部分にこそ全力を注ぎ、百年先まで狂いのない仕事を目指しています。
五十嵐 清一
伝統工芸士
五十嵐漆器店
新潟の風土が育んだ多彩な塗り技法こそ、新潟漆器の誇りである。先人たちの創意工夫を受け継ぎ、さらに発展させることが務めだ。
小林 奏太
若手作家
漆工房 湊
新潟漆器の変り塗りの自由な精神を受け継ぎ、現代の感性で新しい漆の表現に挑みたい。
塚田 彩音
若手作家
真壁石の凛とした美しさを、暮らしの中でもっと身近に感じてもらいたい。
飯島 源次
伝統工芸士
飯島石材工芸
真壁の御影石は日本一の石だと自負している。その石を最高の形に仕上げることが、真壁の石工の誇りである。
加藤 蒼山
伝統工芸士
蒼山窯
瀬戸の染付は、白い磁肌に呉須の青が映える日本の美の結晶である。一筆の濃淡に魂を込め、見る者の心に響く絵付けを追求する。
水野 紗良
若手作家
紗良工房
瀬戸染付の伝統的な技を使って、現代の暮らしに彩りを添える器を作りたい。
堀川 正義
四代目
堀川織物工房
千年の都が育んだ織の技を、一越一越に込める。糸と糸が交わるその瞬間に、西陣の誇りが生まれるのです。
山本 璃子
若手作家
織工房 璃光
西陣織の精緻な技術は、表現の可能性を無限に広げてくれる。伝統の中に新しい美を見つけ出したい。
安達 凛太郎
若手作家
安達陶房
石見焼の丈夫さは、現代の暮らしでも大いに活きる。新しい用途を提案して産地に活力を取り戻したい。
石橋 窯一
伝統工芸士
石橋窯
石見焼は暮らしの道具である。堅牢で実用的な器を作ることが、石見焼の職人としての矜持である。
久保田 正義
伝統工芸士
久保田和紙工房
楮の繊維一本一本に命が宿る。水と手の対話を通じて、千年先まで残る紙を漉くことが私の使命です。
藤原 彩乃
若手作家
伝統の技を受け継ぎながら、和紙の新しい表現の可能性を追求したい。
中島 悠太
若手職人
硯は書の原点。墨を磨る静かな時間の中にある豊かさを、多くの人に知ってほしい。
堀 清之助
伝統工芸士
堀硯堂
赤間石は三億年の地球の記憶を持つ石。その悠久の時間に恥じない硯を彫ることが私の使命である。
加藤 景正
伝統工芸士
景正窯
赤津焼の七つの釉薬は、瀬戸千年の歴史が生み出した宝物である。その一つ一つの釉薬の個性を深く理解し、使い分けることが赤津焼の職人の腕の見せ所である。
加藤 真帆
若手作家
赤津焼の多彩な釉薬表現を活かして、食卓を豊かに彩る器を作りたい。
佐々木 遥
若手職人
仙台箪笥の鉄金具には武士の美学が生きている。その力強さを現代に受け継ぎたい。
熊谷 幸雄
伝統工芸士
熊谷木工所
仙台箪笥は木地・漆・金具の三位一体。木地師として土台となる箪笥の骨格を万全に仕上げることが、百年使える家具を生む第一歩。
渡辺 健太
若手作家
千葉工匠具の鍛造技術は、日本のものづくりの原点。その技を絶やさず、新しい使い手に届けたい。
石井 政男
伝統工芸士
石井鍛冶工房
良い道具は使い手の腕を最大限に引き出す。職人が求める究極の一本を作ることが私の仕事です。
榎本 芳蔵
伝統工芸士
榎本筆工房
筆の善し悪しは穂先の一厘に宿る。毛組みの妙を極めることが、書き手の表現力を最大限に引き出す鍵である。
石井 萌
若手職人
川尻筆の繊細な技術は、書道の世界だけにとどまらない無限の可能性を持っている。
前田 孝之
伝統工芸士
前田蒔絵工房
川辺仏壇は薩摩の信仰心が育んだ南国の荘厳美です。華やかな蒔絵で仏の世界を表現し、手を合わせる人の心を照らしたい。
東 隼人
若手職人
川辺仏壇の伝統を守りながら、鹿児島の風土を活かしたものづくりを次世代に伝えたいです。
佐藤 源蔵
伝統工芸士
佐藤漆器製作所
川連漆器は日々の暮らしの中で使われてこそ意味がある。堅牢さと美しさの両立こそ、八百年続くこの地の漆器の真髄である。
高橋 真由
若手作家
気負わず使える漆器があることを、もっと多くの人に知ってほしい。川連漆器の実用の美を広めたい。
吉田 遥
若手作家
村山工房 遥
東京にも素晴らしい織物の伝統がある。身近な場所の伝統工芸を知ってもらうことが、第一歩だと思う。
田村 正義
伝統工芸士
田村染織工場
板締めは村山大島紬だけの技法。この独自性を守りながら、時代に合った柄を提案し続けることが使命である。
本間 拓真
若手作家
村上の職人が何百年もかけて磨いてきた堆朱の技を、自分なりの表現で未来に伝えていきたい。
長谷川 堆舟
伝統工芸士
長谷川堆朱工房
一刀一刀に心を込めて彫り、漆を重ねるたびに命が吹き込まれる。堆朱の美しさは、気の遠くなるような手間の積み重ねから生まれる。
木村 健太
若手作家
TAMA TEXTILE LAB
東京で生まれた織物だからこそ、東京のファッションに活かしたい。伝統技法と現代服飾の架け橋になる。
澤井 忠夫
伝統工芸士
澤井織物工場
東京という都市で受け継がれてきた多摩織は、粋で洗練された美意識を持つ。その都会的な感性を布に織り込みたい。
佐藤 利一
三代目
佐藤曲物工房
秋田杉の木目の美しさと香りを最大限に引き出すことが、曲げわっぱ職人の使命である。自然の恵みに感謝し、一つひとつ丁寧に仕上げる。
小野寺 真希
若手職人
日々の食卓に寄り添う道具だからこそ、使う人の笑顔を想像しながら作りたい。
河内 正雄
伝統工芸士
河内簾店
簾は光と風を操る建具である。竹と糸の対話から生まれる陰影の美こそが、日本の住まいの品格を決める。
藤原 彩花
若手作家
古くから伝わる簾の技術を、現代の暮らしに寄り添う形で届けたい。
南 彩花
若手職人
桐匠工房 泉
桐箪笥を修理して甦らせることは、ものを大切にする日本の心を未来につなぐこと。
岡本 松之助
伝統工芸士
岡本桐箪笥製作所
泉州桐箪笥は大阪商人の文化が育んだ実用の美。見えない内部の仕上げにも一切手を抜かないのが泉州の職人気質。
堺 陽介
若手職人
唐木の重厚さを身近に感じてもらえるような、新しい唐木指物の在り方を探求したい。
西村 喜一郎
伝統工芸士
西村唐木指物店
唐木は硬く、加工は難しい。しかしその分、仕上がった作品には他の木材にない気品と風格が宿る。苦労を厭わず、木と真剣に向き合うことが大切。
山本 彩乃
若手職人
大阪仏壇の実直なものづくりの精神を受け継ぎ、現代の暮らしに寄り添う祈りの場を提供したいです。
藤原 義昭
伝統工芸士
藤原漆工所
大阪仏壇は商人の街が育てた実用の美です。見栄えだけでなく、何十年も使い続けられる堅牢さこそが大阪仏壇の誇りです。
山本 蒼太
若手作家
蒼彫工房
大阪欄間の「空間を彫る」という発想は、現代のインテリアデザインにこそ活きる。
田中 彫堂
伝統工芸士
彫堂工房
欄間は空間を仕切りながらつなぐもの。光と風を通し、彫刻の影が天井に映る。その演出こそが大阪欄間の真価である。
吉田 真由
若手作家
吉田錫工房
手で曲げられるほど柔らかい錫は、使い手と一緒に形を変えていく金属。その自由さが錫器の最大の魅力です。
西村 善三
四代目
西村錫器製作所
錫は人肌に近い温もりを持つ金属。その優しさを器に込めて、使う人の暮らしを豊かにしたい。
菅野 彩音
若手作家
彩音紙工房
原料栽培から紙漉きまで、大洲和紙の全工程を自分の手で行うことで、紙と自然の繋がりを伝えたいです。
齊藤 文雄
伝統工芸士
齊藤製紙所
大洲和紙は肱川の清流と伊予の温暖な気候が育んだ紙です。素材の力を最大限に引き出し、使う人の心に響く紙を漉くことを信条としています。
田村 善作
伝統工芸士
善作窯
寝ロクロは二人の息が合わなければ成立しない技法である。人と人との信頼が、大谷焼の大物を生み出す原動力である。
近藤 萌
若手作家
萌工房
徳島の風土が育んだ大谷焼の温かみを、毎日の食卓に届けたい。
山本 秀峰
伝統工芸士
秀峰漆芸
大内文化の雅を漆器に宿すこと、それが大内塗の職人としての誇りである。朱と漆黒の調和の中に、室町の美意識を今に伝えたい。
田中 あゆみ
若手作家
大内塗の温かみのある朱色を、日常に寄り添う形で届けたいと考えています。
半谷 義弘
伝統工芸士
半谷窯
大堀相馬焼の走り駒は、困難に立ち向かう相馬の人々の心そのものである。この精神を器に込めて次代に伝えたい。
松本 翔平
若手作家
大堀相馬焼は福島の誇りであり希望である。若い世代にこの伝統を知ってもらうことが私の役目だと思っている。
大西 綾香
若手作家
綾香窯
800年の歴史ある丹波焼の土の温もりを、現代の暮らしの中で身近に感じてもらいたい。
市野 清右衛門
伝統工芸士
清右衛門窯
丹波焼は土と火と灰が生み出す自然の芸術。人の手を超えた窯の力を信じ、委ねることが大切です。
島袋 ハル
伝統工芸士
知花花織事業協同組合工房
一度は失われかけた技を蘇らせた責任がある。知花の花織を二度と途絶えさせてはならない——その一心で織り続ける。
新垣 千夏
若手作家
花織工房 ちなつ
復興された伝統を次の世代に渡すためには、日常の中に花織を根付かせることが大切だと思う。
横山 喜三郎
伝統工芸士
横山染織工房
山形の紅花が生む茜色は、他のどんな染料でも出せない温かな赤。この色を守ることが、置賜紬を守ることである。
鈴木 菜摘
若手作家
紅の糸工房
山形の風土が育む植物で糸を染め、山形の水と空気の中で織る。土地に根ざした布作りを大切にしたい。
新井 栄一
伝統工芸士
新井染織工房
ほぐし捺染は世界に類を見ない技法。大正・昭和のモダンな感性が生んだこの技術を、絶やすわけにはいかない。
逸見 あかり
若手作家
銘仙工房 あかり
銘仙のポップで大胆なデザインは、今の時代にこそ新鮮に映る。レトロとモダンの融合を楽しみたい。
丸山 忠雄
伝統工芸士
丸山漆工房
長岡仏壇は越後の風土と信仰心が融合した実直な工芸品です。派手さよりも堅実さ、見栄えよりも耐久性を重んじる長岡の気質が仏壇に表れています。
高野 亮太
若手職人
長岡の堅実なものづくりの精神を受け継ぎ、次世代に誇れる仏壇を作りたいです。
山口 彩乃
若手作家
彩甲工房
希少な素材だからこそ、一切の無駄なく、最大限の美しさを引き出す。それが素材への敬意です。
川口 長次郎
伝統工芸士
川口べっ甲本舗
長崎は海外文化の窓口であった街。その歴史を背負い、和と洋が融合した長崎べっ甲の独自性を守り続けます。
工藤 栄吉
伝統工芸士
工藤漆芸
津軽塗は塗っては研ぎ、研いでは塗る。その繰り返しの中から偶然と必然が交差する唯一無二の模様が生まれる。
成田 凜
若手作家
漆工房 凜
津軽塗の美しい模様をもっと身近に感じてもらえる製品づくりを目指しています。
内田 陶山
三代目
陶山窯
天草陶石の透明感ある白さは、世界に誇る日本の宝である。この石の持つ美しさを最大限に引き出す焼成を追求し続ける。
坂本 千尋
若手作家
天草の自然が生んだ世界最高品質の陶石を、現代の暮らしに届く形にしたい。
佐藤 勝彦
伝統工芸士
佐藤駒工房
一枚の駒に棋士の人生がかかることもある。だからこそ、駒の一つひとつに魂を込めて彫り上げます。
高橋 蓮
若手作家
将棋駒は「用の美」の極致。指す人の手に馴染み、対局を引き立てる駒を作りたい。
外山 龍之介
若手弓師
弓道の精神と弓づくりの技を一体のものとして捉え、射手に寄り添う弓を作りたい。
黒木 弓雄
伝統工芸士
黒木弓具製作所
弓は射手の心を映す鏡である。竹と木の力を調和させ、射手の心と一体になる弓を作ることが弓師の道だ。
梅野 七海
若手作家
梅野陶房
砥部焼は割れにくく日常使いに最適な器。だからこそ、毎日使いたくなるデザインを追求したい。
白石 青磁
伝統工芸士
白石窯
砥部焼の厚みと重みは、使う人に安心感を与える。日々の食卓で長く愛される器を作ることが私の信条である。
山崎 拓海
若手作家
土佐打刃物の荒々しくも実用的な美しさは、他の産地にはない個性。この魅力を広く伝えたい。
岡村 鉄次
伝統工芸士
岡村鍛冶屋
土佐の山で使われる刃物は、命を預ける道具。だからこそ一切の妥協は許されません。
山崎 千紗
若手作家
土佐和紙の無限の可能性を世界に発信し、紙の文化を未来に繋げたいです。
浜口 久志
伝統工芸士
浜口製紙
土佐和紙は清流仁淀川の恵みと職人の技が一体となって生まれる紙です。世界一薄い紙を漉くという挑戦を、生涯続けていきたい。
中里 泰山
伝統工芸士
泰山窯
唐津焼は茶の湯とともに育まれた器である。手に取ったときの温もりと、使い込むほどに変化する景色を大切にしたい。
岸本 結衣
若手作家
唐津の土と筆の勢いが一体となったとき、絵唐津の本当の力が生まれると信じている。
中山 悠斗
若手作家
アンチモニー合金の精密鋳造技術は、現代のクリエイティブな表現にも大きな可能性を秘めている。
川島 義雄
伝統工芸士
川島工芸製作所
アンチモニーは繊細な造形が可能な合金。その特性を活かし、金属でありながら優美な表現を追求し続けます。
上田 麻衣
若手作家
弾く人の指先に応える楽器を作りたい。演奏者と楽器が一体になれる琴が理想です。
木村 正和
伝統工芸士
木村琴製作所
琴は桐の命を新たな形で蘇らせること。木の声を聴き、最も美しく響く形に導くのが琴師の仕事です。
上田 銀蔵
伝統工芸士
上田銀器製作所
銀は叩くほどに締まり、美しく輝く。槌目の一つひとつに職人の心が映る、それが東京銀器の真髄です。
小野 紗季
若手作家
Atelier Ono
銀の持つ清らかな輝きを、日々の暮らしの中に取り入れてほしい。特別な日だけでなく、日常で使える銀器を目指しています。
吉田 奏
若手作家
吉田邦楽器工房
三味線の「さわり」の響きは世界に類のない音色。その魅力を新しい世代に伝えることが使命です。
望月 辰雄
伝統工芸士
望月三味線店
三味線は演奏者の分身。棹の太さ、皮の張り、駒の高さ、すべてを奏者の求める音色に合わせて追い込みます。
岡田 千尋
若手作家
千彫庵
一つとして同じものがない手彫りの印章は、デジタル時代における最も確かなアイデンティティの証です。
秋山 篤志
伝統工芸士
秋山印房
印章は持ち主の分身。一生を共にする印だからこそ、文字の一画一画に真心を込めて彫り上げます。
佐々木 凜花
若手作家
佐々木友禅工房
東京で生まれ育った感性を、友禅という伝統技法で表現することに挑み続けたい。
小林 友禅堂
伝統工芸士
小林友禅堂
東京友禅は一人の作家がすべての工程を担う。だからこそ作品に統一された美意識が宿り、作家の個性が際立つ。
安藤 春菜
若手職人
江戸小紋の「控えめな美しさ」を、現代の日常に取り入れられる形で提案したい。
富田 小紋斎
伝統工芸士
富田染色工芸
一見無地に見えるほどの微細な模様の中に、江戸の粋と職人の矜持が凝縮されている。その繊細さこそが東京染小紋の命だ。
吉田 真琴
若手職人
MAKOTO TENUGUI
手ぬぐいという日本の日用品を、注染の美しさで特別なものに変えたい。
松井 義則
伝統工芸士
松井注染工場
注染は染料が布を貫く染め方。表も裏も同じように染まるからこそ、使い込むほどに味わいが出る。
永井 彩花
若手作家
伝統の色をそのまま守るだけでなく、今を生きる人の心に響く色を染め上げたい。
関根 正義
伝統工芸士
関根染色工房
無地染は一見単純に見えるが、色の深みと均一さに職人の全てが表れる。一色の中に無限の表現があることを、生涯をかけて追求している。
比嘉 美月
若手作家
沖縄の風土と先人の知恵が詰まったミンサーを、日常の中で身近に感じてもらえる形にしたい。
知花 トミ
伝統工芸士
知花織物工房
ミンサーの模様には、人と人を結ぶ祈りが込められている。その祈りを途絶えさせないことが、織り手としての責任です。
新垣 千尋
若手作家
花織の「花」は、沖縄の自然そのもの。島の色彩を織物の中に咲かせたいと思っています。
松田 清子
伝統工芸士
松田花織工房
一度途絶えかけた技を取り戻した先人たちの情熱を忘れず、花織の美しさを次の世代へ確実に手渡したい。
吉岡 伝右衛門
伝統工芸士
吉岡筆舗
筆は書き手の心を紙に伝える橋渡し。使う人の手に馴染み、思い通りの線を引ける筆を作ることが職人の本懐である。
松田 かおり
若手職人
筆を作る者として、書く喜びを知る者でありたい。その両方の視点が、より良い筆を生む。
古梅園 正隆
伝統工芸士
古梅園墨房
墨は煤と膠と職人の魂で出来ている。天然素材の力を最大限に引き出すことで、百年後も美しい墨色を実現する。
奥田 健太
若手職人
千年前の文字が今も読めるのは墨の力。科学の目で伝統を見つめ直し、さらに優れた墨を追求したい。
宮沢 真帆
若手作家
真帆紙工房
千年の歴史を持つ和紙の魅力を現代に伝え、新しい使い方の提案を通じて内山紙の未来を拓きたいです。
町田 善蔵
伝統工芸士
町田紙漉き工房
内山紙は北信濃の清らかな水と豪雪が育む紙です。雪晒しによって白く美しくなる紙の姿に、自然と人間の共生の美を感じています。
佐々木 陽介
若手作家
佐々木鉄工房
400年の伝統が裏付ける南部鉄器の品質を、世界中の食卓に届けたい。
菊地 正美
伝統工芸士
菊地鋳造工房
鉄は使い込むほどに味わいを増す素材。百年後も愛される鉄器を作ることが職人の本懐です。
宮城 里奈
若手作家
花風工房
沖縄の光と風を感じる色彩で花織を織りたい。伝統の技と今の感性が出会うところに、新しい美が生まれる。
平良 貞子
伝統工芸士
平良花織工房
花織の花は、祈りの花。一つ一つの浮き糸に、身につける人の幸せを願う心を込めて織る。
原 拓也
若手職人
森を守り、木を使い、器を作る。この循環を次の世代につなぐことが、南木曽ろくろ細工の未来を拓く。
小椋 庄太郎
伝統工芸士
小椋ろくろ工房
ろくろの上で木は語る。木の声に耳を澄まし、木が望む形に挽くことこそ、ろくろ師の務めである。
萱野 ミヨ
伝統工芸士
萱野アットゥㇱ伝承館
森の恵みをいただき、先祖から受け継いだ文様に祈りを込めて織る。一枚の布が、アイヌの魂と自然への敬意を伝える。
関根 摩耶
若手作家
アットゥㇱを織ることは、途切れかけた物語を紡ぎ直すこと。現代に生きるアイヌとして、布を通じて文化を未来へつなぐ。
川上 カムイ
若手作家
二風谷彫刻工房 ペケレ
アイヌ文化の誇りを胸に、二風谷イタの伝統を現代の暮らしの中に息づかせたい。
萱野 義雄
伝統工芸士
萱野アイヌ木彫工房
アイヌの文様には先祖から受け継いだ自然への敬意と祈りが込められている。その意味を正しく伝え、彫り続けることが自分の役目。
大西 翔太
若手職人
算珠工房 翔
デジタル時代だからこそ、指先で考えるそろばんの価値を新しい形で伝えていきたい。
宮永 忠治
伝統工芸士
宮永算盤製作所
そろばんは計算の道具であると同時に、日本人の知恵と美意識の結晶。珠の一つ一つに職人の心を込めて作る。
松本 翼
若手作家
松本刃物工房
三木の打刃物の技は、あらゆる「切る」「削る」道具に応用できる。その可能性を広げていきたい。
藤原 勝治
伝統工芸士
藤原鍛冶工場
大工道具は建築文化の礎。良い道具があってこそ、美しい建物が生まれる。その責任を常に胸に刻んでいます。
小野 正一
伝統工芸士
小野毛鉤製作所
毛鉤は自然を欺くのではなく、自然に溶け込む芸術品。虫一匹の動きを再現するために、生涯をかけて技を磨きます。
藤田 翔太
若手作家
渓流に立ち、水中を観察し、魚と対話する。その体験すべてが毛鉤作りの糧になる。
中尾 茂雄
伝統工芸士
中尾製陶所
波佐見焼は庶民の暮らしを支えてきた器である。丈夫で使いやすく、手に取って温かみを感じる器を作り続けたい。
山口 楓
若手作家
波佐見焼の『日用の美』を、現代のデザイン言語で再定義したい。
吉村 朝陽
若手作家
萩焼の柔らかさと経年変化の美しさを、現代のライフスタイルの中で体験してもらいたい。
坂倉 宗雅
伝統工芸士
宗雅窯
萩焼は使う人とともに育つ器である。茶を点て、湯を注ぐたびに表情を変える萩焼の魅力を、茶の湯を通じて伝えたい。
佐藤 香織
若手作家
HAKATA KAORI
博多織の「締めやすさ」と「丈夫さ」は、帯以外の製品にも活きる。伝統の機能美を日常に届けたい。
岡部 宗一郎
四代目
岡部織物
博多織の献上柄には七七〇年の歴史がある。その重みを感じながら、一本一本の経糸に誇りを込めて織る。
中島 義弘
三代目
中島人形窯
博多の土と火が生み出す素朴な温かさこそが博多人形の真髄です。技巧に走らず、素材の声に耳を傾けることを大切にしています。
田中 陽菜
若手作家
陽窯工房
四百年の歴史を持つ博多人形の技を受け継ぎつつ、今を生きる人々の心に響く作品を生み出したいです。
本間 太郎
伝統工芸士
本間寄木工房
自然の木が持つ固有の色だけで無限の模様を生み出す。それが寄木細工の奥深さであり、自然への畏敬の表現である。
清水 麻衣
若手作家
SHIMIZU YOSEGI STUDIO
木の色という自然のパレットで、見る人の心に響く模様を描きたい。
大浜 チヨ
伝統工芸士
大浜ミンサー織工房
五と四の模様に込められた想いは、何百年経っても色褪せない。織り手の心が通った布だけが、人の心を動かす。
石垣 陽太
若手作家
島織工房 陽
島の風と光を感じながら織る。八重山の暮らしから生まれたミンサーを、世界中の人々の暮らしへ届けたい。
新城 ハツ
伝統工芸士
新城苧麻織物所
苧麻は八重山の気候が育て、海と太陽が布を仕上げる。人はその間を取り持つだけ。自然への感謝が、上布の白さに宿る。
金城 真由美
若手作家
苧麻を育てるところから始まる八重山上布は、島の時間そのもの。急がず、丁寧に、自然のリズムで織りたい。
古賀 政之
伝統工芸士
古賀提灯店
提灯は闇を照らすだけでなく、人の心にも灯をともす。その想いを一筆一筆に込めています。
松尾 真由
若手作家
灯真工房
提灯の中に灯る光は、手仕事の温もりそのもの。機械には出せない揺らぎのある光を届けたい。
原田 茂
伝統工芸士
原田彫刻工房
八女福島仏壇の彫刻は、九州の豊かな自然から生まれた力強さと繊細さの調和です。木の命を活かし、仏の世界を立体に表現することを心掛けています。
星野 拓海
若手職人
八女の伝統工芸を次世代に繋げるために、仏壇づくりの技術と心を一つずつ確実に受け継いでいきたいです。
小林 勘太郎
伝統工芸士
小林宮殿工房
飯山仏壇は雪国の職人が冬の間に技を磨き上げてきた結晶です。雪に閉ざされた静寂の中でこそ、最も精緻な仕事が生まれます。
山岸 奏太
若手職人
飯山の森と職人の技を未来に繋ぎ、この土地ならではの仏壇を作り続けたいです。
村上 凛
若手作家
肥後象がんの渋く品のある美しさは、現代のファッションにも自然に溶け込む力を持っています。
永田 光弘
伝統工芸士
永田象嵌工房
肥後象がんは武士の美意識から生まれた技。その精神を受け継ぎ、鉄と金銀で描く繊細な美を追求します。
中田 春雄
伝統工芸士
中田春慶工房
飛騨春慶は木の美しさをそのまま活かす塗りである。自然が作った木目の美に、人が手を加えすぎてはならない。
岩田 光
若手作家
飛騨の山が育てた木を、飛騨の技で仕上げる。その一貫した流れの中に、ものづくりの喜びがある。
小野 彩花
若手作家
釉薬に頼らない備前焼だからこそ、土そのものの美しさと向き合える。素材の力を信じて制作を続けたい。
藤原 景雲
伝統工芸士
景雲窯
備前焼は土と火の芸術である。一千二百度を超える炎の中で土が変容する、その瞬間に立ち会えることが陶芸家の最大の喜びである。
加藤 忠弘
伝統工芸士
加藤七宝工房
七宝の釉薬は焼成によって初めて真の色を見せる。炎との対話を重ね、理想の色彩を追い求め続けます。
水野 楓
若手作家
楓七宝
七宝焼の宝石のような輝きを、もっと身近な存在にしたい。伝統の技を纏う喜びを届けます。
河村 幸三郎
伝統工芸士
河村鋳造所
仏具は仏に供える道具であり、最高の素材と最高の技で作らねばなりません。特に音を奏でる仏具は、その音色が人の心を浄土へ導く鍵となります。
近藤 優太
若手職人
尾張の金属加工技術の粋を仏具に込め、伝統と科学の融合を目指しています。
加藤 孫九郎
伝統工芸士
孫九郎窯
美濃焼は桃山時代に花開いた日本陶芸の華である。志野・織部・黄瀬戸、それぞれの個性を深く理解し、その精神を現代に伝えたい。
林 莉子
若手作家
莉子工房
桃山の茶人たちが愛した美濃焼の自由な精神を、令和の時代にも受け継ぎたい。
山口 瑞希
若手作家
瑞光庵
和紙を通して光を見つめ直すことで、暮らしに静かな豊かさを届けたい。
澤村 清治
五代目
澤村製紙所
清流長良川の恵みと、千三百年の歴史が育んだ技を次の世代へ正しく伝えることが、職人としての最大の責務である。
中川 凜
若手職人
彦根仏壇の宮殿づくりは建築と工芸の融合です。その精緻な技を次の世代へ確実に伝えていきたいです。
井上 善太郎
伝統工芸士
井上箔押所
彦根仏壇は近江の信仰と七職の技が結集した総合芸術です。金箔の輝きで仏の慈悲を表し、手を合わせる人々に安らぎを届けたい。
村上 勝美
伝統工芸士
村上琴製造
桐の声を聴き、その木が最も良い音を出せる形を見極める。琴作りは木との対話そのものです。
藤井 花音
若手作家
福山琴の音色を未来へつなぐために、まずは自分の手で確かな一面を作り上げることに集中したい。
岩尾 清一
伝統工芸士
岩尾竹芸
竹は折れない。しなやかに曲がり、元に戻る。その竹の性質を活かし切ることが、竹細工の真髄である。
後藤 凜
若手作家
竹音工房
竹の生命力と柔軟性は、現代アートの素材として無限の可能性を秘めている。
井上 辰男
伝統工芸士
井上杞柳工房
柳の枝は水辺に育ち、しなやかで強い。その生命力を編み込むことが杞柳細工の真髄である。
西村 結衣
若手作家
Willow & Co.
豊岡の柳で編んだかごバッグを、日本を代表するファッションアイテムに育てたい。
加藤 麻衣
若手職人
絵を描く者の視点を持つからこそ、画家が本当に求める筆を作ることができると信じている。
鈴木 寛次
伝統工芸士
鈴木筆匠
筆は書く人の分身となるもの。使い込むほどに手に馴染み、書の上達とともに成長する筆を目指している。
石井 徳三
伝統工芸士
石井うちわ工房
房州の竹と潮風が育んだうちわは、この土地でしか生まれない。地の素材を活かし切ることが職人の腕の見せどころです。
鈴木 萌恵
若手作家
風の工房
房州うちわの素朴な風合いは、この土地の自然そのもの。手に取った人に南房総の風を届けたい。
中野 久雄
伝統工芸士
中野機業場
シボの深さと絣の細やかさ、その二つを同時に実現するのが本塩沢の難しさであり、醍醐味でもある。
岩崎 紗英
若手作家
紗織工房
本塩沢の独特の肌触りは、一度体験すれば忘れられない。まずは触れてもらうことから始めたい。
山下 めぐみ
伝統工芸士
山下染織工房
八丈島の植物が与えてくれる三つの色だけで、無限の表情を生み出す。制限の中にこそ、創造の自由がある。
沖山 大輔
若手作家
沖山織物
島の植物だけで染め、島の風の中で織る。この限られた環境が、黄八丈の唯一無二の個性を育んでいる。
中山 唯
若手作家
科学の目で見ても、泥染めの原理は驚くほど合理的。先人の知恵に敬意を払いながら、その技を正確に伝えたい。
前田 武雄
伝統工芸士
前田大島紬工房
奄美の泥で染めた糸には、島の大地の力が宿る。自然と人間の共同作業から生まれるのが、大島紬の本当の姿である。
伊藤 作兵衛
伝統工芸士
伊藤桐箪笥店
名古屋桐箪笥は尾張の美意識の象徴。精緻な仕事と華やかな金具で、持つ人に誇りと喜びを届ける。
水野 真由
若手職人
桐工房 真
桐の機能美を現代デザインで包み、新しい世代に桐箪笥の価値を届けたい。
加藤 染之助
伝統工芸士
加藤紋付染工場
黒の中に紅を秘める名古屋の黒染めは、人生の節目に寄り添う特別な色である。一色に見えて一色ではない、それが黒紋付の奥深さだ。
鶴田 優斗
若手職人
名古屋の黒の美しさを、着物だけでなく現代のファッションにも広げたい。
伊藤 正和
伝統工芸士
伊藤節句人形店
節句飾りは子どもの健やかな成長を祈る親の愛そのものです。その祈りに応えるため、一切の妥協を許さぬ仕事を心掛けています。
加藤 翔太
若手職人
伝統の技を現代の暮らしに届けることで、日本の季節行事の美しさを次世代に伝えたいと考えています。
榊原 悠斗
若手職人
名古屋仏壇の豪華な金具技術を未来に伝えるため、伝統と革新の両立を目指しています。
水野 清治
伝統工芸士
水野仏壇本店
名古屋仏壇は尾張の豊かな文化が生んだ荘厳な工芸品です。華やかさの中にある気品を大切に、一台一台真心を込めて制作しています。
伊藤 彩音
若手作家
名古屋の染色文化の豊かさを一人でも多くの人に知ってもらいたい。
水野 友山
伝統工芸士
友山染色工房
名古屋友禅は華やかさを控え、渋さの中に品格を求める。尾張の質実な美意識を一枚の着物に凝縮する。
早坂 義一
伝統工芸士
早坂木地工房
鳴子の山が育てた木を、鳴子の温泉の湿気が漆を乾かす。この土地だからこそ生まれる漆器がある。
阿部 梨沙
若手作家
鳴子を訪れた人に、漆器を通して東北の手仕事の温もりを持ち帰ってほしい。
丸山 千晶
若手作家
山里の素朴な暮らしから生まれた木曽漆器の温もりを、都会の暮らしにも届けたい。
宮原 辰雄
伝統工芸士
宮原漆工
木曽の檜と漆が出会って生まれる器には、山の力が宿る。自然の恵みへの感謝を忘れずに仕事に向き合う。
竹田 絞雲
伝統工芸士
竹田絞り店
絞りは布と糸と人の手だけで生まれる染色芸術。機械では決して再現できない手仕事の温もりと美しさを守り続ける。
近藤 ひなた
若手作家
HINATA SHIBORI DESIGN
有松絞りの「しぼ」が生む立体感は、唯一無二のテキスタイルデザイン。この魅力を世界に発信したい。
深川 理沙
若手作家
深川陶苑
有田焼の精緻な技術を武器に、世界のテーブルに届く器を作りたい。
酒井田 正義
伝統工芸士
正義窯
四百年の歴史を持つ有田焼の技と美意識を、一筆一筆に込めて次の世代へ繋いでいくことが使命である。
佐藤 栄作
伝統工芸士
佐藤硯工房
震災を乗り越え、六百年の伝統を守り抜く。雄勝の石と職人の技は、どんな困難にも負けない。
千葉 拓真
若手職人
雄勝石工房 拓
雄勝硯を通じて復興の物語を伝え、この土地の未来を石に刻みたい。
外間 七海
若手作家
日本最西端の小さな島で受け継がれてきた織の技を、島の外にも届けたい。与那国の風と光を布に織り込みたい。
田島 ハル
伝統工芸士
田島織物工房
与那国織は日本最西端の島で女性たちが守り続けてきた祈りの織物である。一本一本の糸に島の暮らしと心が込められている。
城間 栄松
伝統工芸士
城間びんがた工房
琉球の太陽と海が育んだ鮮やかな色彩は、沖縄の人々の魂そのものである。型紙に刻む一刀一刀に、先人たちの祈りを込めている。
新垣 美咲
若手作家
紅型工房 美ら彩
先人から受け継いだ技法を大切にしながら、今の沖縄の風景や想いを紅型で表現したい。
嘉手納 盛栄
伝統工芸士
嘉手納漆芸工房
琉球漆器は中国や東南アジアの文化と琉球独自の美意識が融合した、唯一無二の工芸である。その多様性こそが琉球漆器の力だ。
比嘉 美月
若手作家
琉球の豊かな自然と歴史を漆器に込め、沖縄の美を世界に発信したい。
城間 盛昌
伝統工芸士
城間織物工房
琉球絣の模様一つ一つに意味がある。トゥイグワー(鳥)やミディ(水)の模様に込められた祈りを、正しく伝え続けたい。
比嘉 美優
若手作家
絣工房 美風
琉球絣の模様には沖縄の自然が映し出されている。その美しさを、もっと気軽に楽しめる形で届けたい。
角 偉三郎
伝統工芸士
角漆芸工房
輪島塗の美は、目に見えない下地の中にこそある。百回以上の手間をかけて初めて、何十年も使える器が生まれる。
谷内 美帆
若手作家
蒔絵工房 美帆
輪島塗は何度でも修理して使い続けられる。その持続可能なものづくりの精神を、世界に発信したい。
伊藤 亀堂
三代目(本名:伊藤忠)
有限会社 進誠堂
自然に逆らって作れば、墨の価値が失われる。伝統を守りながらも、十人十色の墨——使い手一人ひとりに合った墨を追求する。
伊藤 晴信
四代目
有限会社 進誠堂
これまでのやり方では伝統は守れても、鈴鹿墨は守れない。道を外さないようにしつつ、まだ人の歩いていない道を歩きたい。
堺 忠次郎
四代目
堺染工場
大阪の町人文化が育てた染めの粋を、次の百年に伝えることが私の使命である。職人の手の温もりが宿った染物こそ、人の心を動かす。
西川 萌
若手作家
昔ながらの注染技法で、今の暮らしに寄り添うものづくりを目指しています。
新垣 美月
若手作家
美月陶房
沖縄の美しい海と空の色を、壺屋焼の釉薬で表現し、使う人に島の風を届けたい。
金城 盛勇
伝統工芸士
盛勇窯
壺屋焼は琉球の風土と人々の暮らしから生まれた焼き物である。南国の太陽と海の色を器に込め、沖縄の心を伝えたい。
工房・店舗
くみひも平井
Kumihimo Hirai
「伊賀の地で受け継ぐ、伊賀組紐の製造。守り続けてきた技を、現代の暮らしへと結びます」——三重県伊賀市で65年以上にわたり組紐を作り続ける製造元・平井兼蔵商店。伊賀くみひもの伝統的な手組の技法を守りながら、帯締めなどの和装小物からブレスレット、アクセサリー、ストラップまで、現代の暮らしに組紐を届ける商品づくりを行っている。
藤岡組紐店
Fujioka Kumihimo
江戸時代中期の町家を改装した店舗で、本物の伊賀くみひもの帯締めをはじめ、帯や帯揚げ、草履、バッグなど和装小物全般を幅広く紹介している。家族4人が全員組紐職人として帯締めなどを制作し、手組みによる締め心地の良さにこだわる。
松島組紐店
Matsushima Kumihimo
1932年(昭和7年)創業。伊賀街道沿い、須智荒木神社の前に工房を構え、3代にわたり組紐を作り続けている。高台・丸台・綾竹台・角台による組み加工に加え、希少な足踏み綾竹台や内記台も見学できる。
長谷園
Nagatani-en
天保3年(1832年)創業。伊賀の粗土——400万年前の古琵琶湖層から産出される、生物や植物の化石を含む耐火性・蓄熱性に優れた土——を活かし、現代の暮らしに役立つ道具を作り続ける伊賀焼の窯元。
鶴来窯
Kakurai-gama
1998年築窯。淡路島に六段登窯を構え、古伊賀の伝統を受け継ぐ茶陶を中心に制作する窯元。窯主・前田幸一が大学在学中より茶陶の歴史的背景と窯の発掘調査に従事した知見を活かし、釉薬を使わずとも顕れる自然の妙味を追求している。
醉月陶苑
Suigetsu Toen
明治初期に初代・清水鋼三郎が木型萬古の技法で急須づくりを始めて以来、三代にわたり萬古焼の紫泥急須を作り続ける窯元。三重県まちかど博物館にも登録されており、入場無料で見学が可能。
正規窯 舘陶苑
Seiki-gama Tachi Toen
萬古焼の紫泥急須を専門に手がける窯元。窯主・舘正規は、師匠のもとで直接弟子入りするという現在では極めて稀な伝統的修行を経て技術を習得した。その轆轤さばきの速さと精確さは、この修行方法でしか得られないものとされる。
進誠堂
Shinseido
1947年(昭和22年)創業。日本で唯一の鈴鹿墨製造元として、1200年以上の伝統を守り続ける墨工房。かつては50人以上いた鈴鹿の墨職人も現在は伊藤亀堂・晴信の親子二人のみとなり、一子相伝の技で鈴鹿墨の命脈をつないでいる。