四日市萬古焼 製造元

醉月陶苑

Suigetsu Toen醉月陶苑(醉月窯)

四日市萬古焼|三重県四日市市|創業65年以上

明治初期に初代・清水鋼三郎が木型萬古の技法で急須づくりを始めて以来、三代にわたり萬古焼の紫泥急須を作り続ける窯元。三重県まちかど博物館にも登録されており、入場無料で見学が可能。

三代目・清水洋(醉月)は約40年前に石工のサンドブラスト技法を陶芸に応用するという業界初の試みに挑戦。紫泥の表面に幾何学模様のマスキングを施し、研磨粒子を噴射して深さや色の変化を生み出す独自の技法を確立した。妻・きし代は盛絵(もりえ)技法による装飾画を担当し、焼成と彩色を何度も繰り返すことで立体的で鮮やかな絵付けを実現。長男・潤と次男・潮も伝統工芸士の認定を受け、四世代の技が継承されている。

Philosophy

哲学

伝統を模倣しているだけでは、

新しい時代に対応できず、いずれ衰退していってしまう。

「萬古不易」——永遠に変わらないという名の精神を基盤に、

自分だけの技法と様式を見出し、革新を続ける。

Lineage

歴代

初代

清水 鋼三郎(醉月)

明治初期〜1926年

郵便局長を退いた後、木型萬古の技法で急須づくりを開始。俳号「醉月」を刻印に用い、醉月窯の礎を築いた。

2代目

清水 源(醉月)

1901年〜1990年

木型から轆轤(ろくろ)へと技法を転換。1973年四日市市無形文化財保持者に認定。1977年三重県県民功労賞受賞。

3代目

清水 洋(醉月)

1944年〜

サンドブラスト技法を陶芸に応用する独自の革新で萬古焼に新風を吹き込む。G7サミット、皇室献上、伊勢神宮奉納など数々の栄誉。2025年四日市市指定無形文化財保持者に認定。

Representative

代表のこと

清水 醉月(三代目)

3代目

本名・清水洋。1944年四日市生まれ。18歳で萬古焼の世界に入り、二代目の父に師事。1993年に三代目醉月を襲名。日本伝統工芸展入選35回以上。サンドブラスト技法を陶芸に応用する独自の技法を確立。2016年G7伊勢志摩サミット首脳晩餐会にて萬古盛絵酒盃が乾杯杯として使用された。2021年瑞宝単光章受章。2025年四日市市指定無形文化財(萬古焼・紫泥急須)保持者に認定。日本工芸会正会員。

伝統を模倣しているだけでは、新しい時代に対応できず、いずれ衰退していってしまう。

——清水 醉月(三代目)(萬古焼の革新について)

Successor

次期代表

清水 きし代

盛絵師

1947年生まれ。三代目・醉月の妻。盛絵(もりえ)技法を担当し、焼成と彩色を何度も繰り返すことで立体的で鮮やかな装飾を施す。2012年伊勢神宮式年遷宮への奉納品、2016年G7サミット首脳晩餐会の酒盃の絵付けを手がけた。

清水 潤

長男・伝統工芸士

1973年生まれ。玉川大学芸術学部卒業後、父に師事。2018年伝統工芸士認定。日本伝統工芸展入選12回以上。2010年東日本伝統工芸展最優秀賞。日本工芸会正会員。

清水 潮

次男・伝統工芸士

1975年生まれ。1998年より父に師事。2018年伝統工芸士認定。2008年日本工芸会賞受賞。2012年伊勢神宮式年遷宮に黒泥茶碗を奉納。

Locations

店舗案内

本店・工房実演あり体験可

醉月陶苑

三重県まちかど博物館。入場無料。急須の制作工程や作品を見学できる。要予約。

510-0008

三重県四日市市南いかるが町19-4

TEL: 059-332-8218

FAX: 059-333-4903

営業時間: 9:00〜17:00(要予約)

近鉄霞ヶ浦駅より徒歩約20分

Products

商品

数千円の湯飲みから数十万円の作品まで

和の装い

紫泥急須(轆轤成形)茶碗酒盃花器

日常のアクセサリー

サンドブラスト急須(鶴・幾何学模様)盛絵急須・酒盃金箔装飾急須木型萬古(復刻)

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