古伊賀の伝統を踏まえつつ、パリで学んだ絵画・現代美術の感性を融合。「今の時代の必然性」を器に宿す作陶を追求する。
Philosophy
哲学
伊賀の土は、数百万年前の琵琶湖の記憶を抱いている。
鉄分が少なく白い土は、高温の炎に耐え、降りかかる灰が深い緑のビードロとなる。
古伊賀の写しではなく、今の時代の必然性を器に宿すこと。
作品作りとは、自分作りにある——
伊賀の伝統とパリで出会った現代美術の感性を、一つの器の中で対話させ続けている。
“古伊賀の素晴らしい作品の写しではなく、今の時代の必然性を意識し、格調高い作品を作りたいと日々考え、作陶しています。”
Biography
経歴
1958年、伊賀焼陶芸作家・谷本光生と服飾デザイナーの母のもとに生まれる。幼少のころから伊賀焼に接し、伊賀・京都にて陶技を学ぶ(京都府立工業試験場修了)。
1982年より個展・グループ展にて作品発表を始める。1984年に渡仏し、パリ・グランシュミエールにてデッサン・油絵を学ぶ。スペインの造形作家J.G.アルチガスの助手を務め、パリ郊外にアトリエを設け作陶を始める。
1988年に独立し、伊賀焼・谷本洋陶房を開く。以降、日本橋三越をはじめとする全国の主要百貨店やギャラリーにて個展を多数開催。アルチガス財団にてスペインの陶芸家を対象にセミナーを開催し、毎年バルセロナにて制作を行う。
伊賀焼を世界に広めるため、海外にて展覧会・セミナー・ワークショップ・ギャラリートークを精力的に開催している。
Techniques
技法
穴窯焼成登窯焼成自然釉(ビードロ)伊賀土による成形線刻模様
Works
作品
花入水指茶碗ぐい呑徳利酒器皿壺大鉢

伊賀花入

伊賀水指

伊賀茶碗

伊賀ぐい呑
この職人の工芸
伊
伊賀焼
三重県伊賀市